2017.03.27
東和コーポレーション?農業女子PJ インナー手袋使用情報
by星野 純子
福岡県 農業女子メンバーの星野純子です。
参画企業の東和コーポレーションさんより、年明けに送って頂いた「ロングインナー手袋(仮名称)」。モニターとして、私を含め農園数名で使用した、その使用感をご報告します。
農園女性陣は外作業時、ゴム手袋を使用。そしてその下に薄い綿100%手袋をイン。1日中作業には絶対インが必要。ゴムの手荒れや寒さや汗対策。
それを、この東和さんのインナーに変えてみました。使い心地はというと…
まず、スタッフみんなに共通していたのは、“あったかい!”という感想。使用した時季は極寒の冬。農園では殆ど露地栽培。そして雪がすぐ溶ける地域の為、冬でも気合いを入れて収穫です。
次の日が雨!という日は朝から夕方まで、1日中ほうれん草を収穫、なんて時も。
そして持ち帰ったほうれん草は、出荷先によったら袋入れ。油分ある素手じゃないとビニールが素早く取れず、冷たいけど素手で作業。それが!東和さんの手袋は、摩擦があって手袋していても素早くビニールが取れるのです!これは使ってみて意外だった事実!
そしてもう1つ、これも使える!と思ったのは、このラップも!手袋して作業できる!という点。
農園では、自分達でラップを巻いてスーパーへ出荷。みなさんご存じの通り全ての野菜には“アク”があり。ほうれん草は素手で触っていると手が黒くなる。キャベツは、黒くならないかわりに指紋がなくなるほど手の油分を持っていかれる。それでも1日何百個も巻くのを考えると、どうしてもみんな素手でやってしまう。手袋着用でラップ巻けるなんて感動です。
農作業以外にもしっかり使用。農園では今年、保健所へ申請してリクエストの多かった漬物販売をスタートしました!この漬物作業ではアームカバーとして袖をしっかりガード。
こちらは当農園の社長、私の夫くん。実は女性陣にモニターになってもらおうと、数枚送って頂いたうち2枚を夫と男性スタッフが気に入りパートさん用を着服!しかもこの使い方!合羽の上に付けようとしております。ダメダメ!いくら収縮しっかりあるといっても破けます!もう~!なんしよっと~!?これだから男って…。
このあとちゃんと合羽の下に付け直し、気温0度の中で里芋洗いをしておりました。
褒めてばかりだとモニターにならないので、色々使ってみてダメだった使い方を1つ紹介。
私を含めスタッフ皆がよくする手袋2枚使用法。繊細な作業時にゴム手袋だと感覚が分からない、布手袋だけだと野菜のアクが染みたり寒い、ビニールだけだとすぐ破ける。そういった作業の際、薄布手袋をして上に使い捨てビニール着用で作業します。
これをインナー手袋にして作業してみました。すると、インナー手袋の摩擦が強すぎて作業の効率がガクッとダウン。
使い方によったら向く作業と向かない作業あり。農業は、野菜の品目と育て方収穫方法で、作業衣も全く違う世界。農園ではどんぴしゃなインナー手袋、現在もみんな愛用中。東和さん、モニター参加させて頂きありがとうございました!
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