農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2017.05.22

チーム“はぐくみ”パートナー校の蒲田女子高等学校が田植えを行いました!

by農業女子プロジェクト事務局

蒲田女子高等学校(東京都大田区)は普通科の女子高校ながら、キャリア教育の一環として2014年から「農業プロジェクト」として、お米の生産だけでなく加工や販売の6次産業化にも取り組んでいます。

5月12日、雲ひとつない青空の下、年度のスタートである田植えが館山市で行われました。参加したのは2年生149名!

館山市と地元の農家の皆さんの全面協力のもと、生徒の皆さんが田んぼに入ります。最初はキャーキャーという悲鳴しか聞こえず、田植えは進みません(笑)。そのうち皆さんは真剣に苗を植えていました。田植えが終わると、立派な苗が水面に揺れています。(写真)

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生徒の皆さんに田植えの感想をインタビューさせてもらいました。

(声の一部)

・最初は土や虫が気持ち悪かったが、そのうちに楽しくなった。

・苗が浮かないように植えるのが難しかった。

・農業は、おじいちゃん、おばあちゃんがやるイメージ。大変そう。

・収穫前の田んぼの風景くらいしか見たことがなかったので、お米への興味がわいた。

・女性がやる仕事としては大変だと思うが、農業に関わる仕事(かわいい農作業服のデザインなど)もいいなと感じた。

・(定年後)歳をとったら、おばあちゃんの跡を継いで農業をしたい。

 

田んぼの隣では、1年生がパッションフルーツのハウスの草取りと袋かけ作業を行いました。今回は、農業女子プロジェクト参画企業の(株)東和コーポレーションの協力により、生徒の皆さんに手袋が提供されました。(写真)

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12日の体験終了後、2年生はお米を販売する際の商品名やロゴマークを生徒全員で話し合い、決めたそうです。秋に収穫を行い、学校での専攻コース毎に、米粉パンの開発や農作業服のデザイン、これらの取組の情報発信等を行い、地元商店街のイベント参加も予定しています。

また、3学期には1年生が農業女子メンバーによる農業に関する授業を受け、翌年度の田植え体験にのぞみます。

 

蒲田女子高等学校では、3年間このような取組を実施しており、なんと新規就農した卒業生もいるそうです。まさに未来の農業女子を“はぐくむ”取組が実りつつあると感じました。

 

農業女子プロジェクトのミッションのひとつである「若い女性の職業選択肢に『農業』を加える」ことを実現していくため、高校・大学等の教育機関と農業女子メンバーが連携した活動を行う「チーム“はぐくみ”」の取組。一緒に取り組んでいただける教育機関を募集しています。関心のある教育機関の皆様、お気軽に事務局までお問い合わせください!(写真)

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