農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2017.11.06

もうひとつのインターンシップ活動

by農業女子プロジェクト事務局

教育機関と連携した未来の農業女子を育成する「チーム“はぐくみ”」の活動。東京農業大学農学部1年生の授業の一環として行われたインターンシップに農業女子メンバーが協力してくれました。今回は、受入を行ったメンバーの中から埼玉県深谷市の篠崎 祭(しのざき まつる)さんと、実習を行った高原 草(たかはら かや)さん、お二人の感想を紹介します。

 

<篠崎 祭さんより>

とても頑張り屋さんで、やる気が素晴らしい高原さんが来てくれて、8日間実習を行いました。

一通りの栽培管理を体験してもらおうと考え、秋冬ブロッコリーの定植や管理機を使った土寄せ、防除などの作業をやってもらいました。機械を操るセンスが良くて、一度教えたら苦戦しながらもなかなか上手に作業をこなしていましたね。

天気が悪く圃場で作業できない日は、地元JAや道の駅の野菜直売所の見学や、梨を栽培している友人の農業女子を訪問したり、地元の普及員さんからお仕事の話を聞いたり・・・圃場以外でも色々な体験をしてもらいました。

ファームステイの受入は今回が初めてでしたが、自分としても勉強になりましたし、今回の研修が次世代の育成に役立てばうれしいです。

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篠崎祭さん

 

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ブロッコリーの定植を行う高原さん

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管理機で土寄せ作業中

<高原 草さんより>

女性が一人で農業をし、かつ大量に生産をするには機械化が必要と思っていましたが、今回の実習を通じて機械を上手に扱うことや、機械で管理できない畝間の除草の大変さや辛さを実感しました。

また、祭さんと食事をした際に、祭さんと店主の女性との間で「トウモロコシのB級品をポタージュとして提供しよう」と話がまとまりました。女性のネットワークや人と人とのつながりを生かして商品開発や販路拡大につなげている姿に感心しました。

さらに大里農林振興センターの普及員さんとお話しする機会もいただき、自分の将来を考える上で大きな参考となりよかったです。

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防除作業も体験

 

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