農業女子PJ SDGsへの
取り組み

MENU

2016.11.24

農業女子 presents 私のイチオシ農業男子!第21回

by農業女子プロジェクト事務局

本日の農業男子は、福島県のメンバー、渡辺佳子さんからご紹介いただきます。渡辺さんは、結婚を機に就農し、農作業全般と出荷時期の顧客管理業務などに従事。平成27年に義両親から経営移譲を受け、“新生”渡辺果樹園として、お客様を大切に、味・品質にこだわった美味しい果物作りに努めていらっしゃいます。

それでは渡辺さん、よろしくお願い致します!

☆☆☆☆

こんにちは。福島県須賀川市で、梨と桃を栽培している渡辺果樹園の渡辺佳子です。 「イチオシ農業男子!」ということで、今日は私の夫、渡辺喜則を紹介させていただきます。

%e2%91%a1%e3%81%94%e4%b8%bb%e4%ba%ba01

夫と知り合ったのは今から20年前。短大進学で上京したときに、同じく上京していた主人と地元つながりで会うようになり、お付き合いが始まりました。

当時の夫は、農業の大変さを、両親の背中を見て感じていたからか、農家の後継ぎであることを嫌がり、できれば農業以外の安定した仕事に就きたいと思っていたようです。

ただ、「農業には可能性がある、やり方次第ではもっとよくできるはず!」と確信していたようで、そんな中、私からも「後を継がないなんてもったいない!」と背中を押されたこともあり、 実家の後を継ぐ決心をしました。

夫は、やると決めたらとことんやる人で、大学生のうちは、長い夏休みはほとんど実家に帰り農作業をしていましたし、父が上京してくれば一緒にお取引先にご挨拶に行くなど、就農前から率先して家業の手伝いをしていました。

%e2%91%a3%e3%81%94%e4%b8%bb%e4%ba%ba03

そんな夫の尊敬できるところは、なんといっても勉強家であるところ。

農業系の学校に進学していないため、農業に関する勉強はまず本を読むことからでした。とにかく本を読む。どこに何が書いてあるか覚えてしまうくらい何度も読む。私はどちらかというと感覚で動くタイプなので、本を読んで勉強するのは苦手。だから何かわからないことがあったり、壁にぶち当たったとき、納得のいく説明で教えてくれる、とても頼りになる人です。

そして、もうひとつは家族思いなところ。

農業は時間があればあるだけ働いていられますが、そうすることで家族との時間を持てない親にはなりたくないと、休日には必ずどこかに出かけて二人の娘との時間を大切にしてくれていました。今では娘たちも高校生と中学生になりそれぞれの時間を尊重していますが、いまでも何でも話し合える仲の良い関係でいます。

%e2%91%a4%e3%81%94%e4%b8%bb%e4%ba%ba04

★喜則さんから佳子さんへ一言!

『これからも仲良く頑張りましょう!』

(↑あまり多くを語らない夫です…)

就農して今年で16年。決して平坦な道ではありませんでしたが、ここまで乗り越えてくることができたのも、彼が私の目線で物事を考え、いつもよき理解者でいてくれたからこそだと思っています。

農業を楽しいと思えたのも、夫が一緒だから…これからも夫婦仲良くお互いを支えあいながら果樹園経営を頑張りたいと思います。

%e2%91%a0%e4%ba%8c%e4%ba%ba

☆☆☆☆

渡辺さん、ありがとうございました!佳子さんと喜則さんの強い強い絆を感じますね~。

渡辺さんご夫妻の営む渡辺果樹園は、その取組が評価され、本年度の「全国農業コンクール」(毎日新聞社主催)で名誉賞を受賞されています。ご紹介いただいたような喜則さんの強い信念や努力と、佳子さんとのパートナーシップの賜物と言えるかもしれませんね。

喜則さんの「農業には可能性がある、やり方次第ではもっとよくできるはず!」というお考え、事務局としても、一人でも多くの方に声を大にしてお伝えしたいです!

喜則さん、佳子さん、農業の可能性を切り拓き、さらなるご活躍を期待しています!がんばってくださいね!

渡辺果樹園facebookページ  https://www.facebook.com/watakaju4174/

%e2%91%a5%e6%a2%a8%e5%9c%92

関連する記事

最新の記事

おすすめ記事RECOMMEND

アーカイブARCHIVE