2018.04.20
農業女子の知恵袋(第6回)
by農業女子プロジェクト事務局
皆さんこんにちは!株式会社ドロップの代表取締役 三浦綾佳と申します。
女性が活躍できる職場を作りたくて農業に参入、茨城県で「ドロップファームの美容トマト®」を生産しています。
今回は、今話題の農業の「働き方改革」について書きたいと思います。
働き方改革ってなんなの??って思われる方もいるかもしれません。実は私もその一人でした。
これを一から説明すると、とても長くなってしまうので、私なりに農業の場合の働き方改革で、一番メリットを感じている部分をまとめました。
・働き方改革によって、自分も従業員も、効率よく、心地よく、働くことができる!
・働き方改革によって、生産性が上がり、売り上げもアップ。
・働き方改革により、人も集まり、継続性のある農業が実現できる。
ではそのメリットを感じるために、私が一番大事にしたいと思っていること、
それは、
「ルール作り」
GAPへの取り組みが推進されていますが、これはまさに働き方改革の第一歩だと思います!
「なんで農業ってこうなんだろう…」
きっと、異業種から農家にお嫁に行った女子の皆さん、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
こんな感じでやっといて~
それはこの辺に置いといて~
そう、農業には明確なルールが設定されていることが少ないんです!
確かに、相手は生き物、天候にも左右される。
でも、
ルール作りをしていこう!という視点で見ると、意外とルールを作れる工程は沢山あります。弊社もこのルール作りに取り組み始めてから、「無駄」が少なくなったように思います。
「これどうやるんだっけ?」「これはどっちのシールを貼るんだっけ?」
→ルールブックを見れば、他の人を巻き込まずに解決することができます。
何かトラブルが起きた時
→トラブルに対する責任者を設定しておくと、喧嘩になることもなく、注意しようね!で終わります!笑
(もちろん最終的な責任は経営者が取りますが!)
弊社のルールブックは、私が地道にパワポで作り、従業員と相談しながら作成中です。
収穫も出荷も忙しい!でも、1日の中の30分ずつでも、ルール作りに取り組めば、いざパートさんや新入社員が入った時も自分が楽をできる!
一人一人の仕事の効率が良くなって、生産性が上がれば、人件費は減り、売上げもアップします!
売上げがアップすれば、自分の仕事をシェアしてくれる従業員を雇い、新しいことが出来るかもしれない!
そんなことを考えながら、働き方改革の第一歩を踏み出しています。
農業ってここが変!
そんな想いを持っている農業女子の皆さん、
是非、「ルール作り」で、働き方改革の第一歩を踏み出してみませんか??
株式会社ドロップ 代表取締役 三浦綾佳
#農業の働き方改革 #農業女子