農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2020.05.18

今、農業女子の私ができること。

by星野 純子

こんにちは。農業女子メンバーの星野純子です。

新型コロナ禍の今、農業女子の私がいまできることは何だろう。作業の合間に何ができるだろう。
当園販路の一つ、福岡県内の飲食店さんに向けた卸業。支援として、3月に入った頃、まずその中でテイクアウトなど営業されているお店の宣伝をしようと、毎月発行している “農業たより” で特集を組みました。

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個人のお客さんや知人に配布したところ、おたよりの追加注文あり。急いで増版!キャベツやほうれん草のリピーターさんはいますが、おたよりのリピーターさんが出たのは初めてです☆

そして次に、配達際にあちこちで県民から聞いた声を、行政やメディアに伝えることにしました。また、配達先で常連客から「星野さんって農業女子なんちゃらで、お役人さんとお仕事しとるんでしょ?伝えてくれんね!」って、こんな事言われたら、アクション起こさないと、次に会った時「ちゃんと言ったとね?」と、世話焼きの博多の方は、きっと言われます(笑)。

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そして、日頃お米や野菜を買って頂いている取引店さんが始められたテイクアウトを、この機会に思いっきり利用させてもらいました。従業員さんがいるから出来る、家族数軒分の大人買いです。

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4月に入ると、福岡市近郊でも感染者数が増えてきて、福岡市から少し離れている朝倉市の当園には、解雇しなければならないスタッフの次の就職先として従業員を受け入れて欲しいと、見知らぬ農園から依頼がきました。
今いる従業員さんの雇用を守る為、万が一を考えてお断りしましたが、同じ朝倉市や周辺地域からなら!と「コロナ救済雇用」を打ち出し、募集をかけることにしました。

1人1人役割作業がある当園では、変わらず各自圃場などで静かに農作業をする毎日。私はそんなスタッフみんなの免疫を下げないように、健康管理をする日々です。疲れが出ていないか、スタッフのことを大切にしっかり見ること。そしてみんなが作った野菜で作る「まかないメシ」をさらに大切に作る。

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毎日毎週変わっていく状況で、作業をこなしながら誰かの為にできることを。
しばらく続けます。

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いろんなアイデアで新型コロナ禍を乗り越え、スタッフの方への健康管理もばっちりですね。

まだまだ油断はできないですが、健康第一でご活躍下さいませ。新しいアイデアもお待ちしてます!

 

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