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2019.06.21

【農業女子の知恵袋 第19回】

by農業女子プロジェクト事務局

日々の農業と向き合う農業女子が、毎日の生活や仕事の中から編み出したアイデアや工夫などを紹介する「農業女子の知恵袋」。今回が連載最終回となります。紹介していただくのは山口県の才木祥子さん、2回目の登場です。今回はどんなものを紹介していただけるのでしょうか、さっそくお願いします!

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こんにちは!

山口県宇部市でカラフルミニトマトや白ネギを生産している「まこっこ農園」の才木祥子です。

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冬のメインとなる白ネギは昨年まで15a20,000本だったところを、今年一気に規模拡大し45a100000本に!苗を仕立てるところから始まりますが、苗箱にして約200枚近くあります。定植には人力式定植機の「ひっぱりくん」を使いますが、なんせ量として昨年の5倍。定植直前には「どぶ漬け」と言って水と液肥をたっぷり吸わせているので1枚でも5㎏近くあり、これを一枚一枚定植ポイントとなる場所に10m間隔で運び込む。しかも畑なので歩きにくいし重いし広いし…考えただけで気が遠くなる作業が待ち構えています。

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苗場の様子です

そこで、今シーズンから導入したのが「ひっぱるくん」!

百聞は一見に如かず、まずはこちらの動画をご覧ください。

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よーく見て頂けるとわかりますが、私が持っている赤い台が「ひっぱりくん」というネギの定植機です。人力で、後ろ歩きでひっぱるだけで定植が完了します。 そのひっぱりくんをひっぱるのが中古の田植機です。

「ひっぱるくん」と夫が名付けました。 ひっぱりくんをひっぱるくん 。

 

この定植のメリットは

○歩きながら定植しなくて済むので労力の軽減

○重たーい苗箱を持って歩かなくて良い←これが最大のメリット

○気分的に楽しい

そう、楽しくなくちゃ! だって100000本もあるし((^^;)

 

疲れてきた頃に夫婦喧嘩勃発のところが、今回もセーフ!!

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定植完了!

もとは福井県のネギ農家さんがSNSで動画で投稿されていたものを二人で食い入るように見て「コレいいね!」となり、すぐさま園主が中古の田植え機を見つけてきて改良し(←この辺の行動力は凄い)今シーズンの定植に間に合いました。改良と言っても後ろの定植台を外すだけで済みます。

ちなみに最新式の田植え期は後ろを外すと使えなくなるそうなので、一昔前の田植え機の方が手を入れやすいらしいです。

さらに市販のアタッチメントをつければ除草も可能になります。

(その除草装置すら手作りしようとする夫…凄過ぎる)

 

ちなみに息子に撮影してもらったものの、恥ずかしいやらでニヤニヤしててすみません。

でもその小3の息子も私たちがやっているのを見て楽しそうと思ったのか「自分もやりたい!」となりさせてみると…できるじゃん!しかも私よりうまいかも(笑)

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夫が運転し、息子がひっぱりくんを持ち、私が苗箱の交換や回収と植え直しの点検。

一連の作業が一回通るだけで完結します。

まさに一石三鳥。そして楽しい。

田植え時期と重なるこの時期、ご近所さんも物珍しそうにトラックをおりてわざわざ見に来られます。会話も弾み、圃場から楽しい雰囲気が溢れてるのか。

 

農園のモットーは「食べることを楽しく」ですが、「作ることから楽しく」もできそうです。

 

この後のネギの成長や日々のアイデア、野菜のことなどなど、「情熱農家プロジェクトtoppin」もぜひご覧ください。新規就農者5軒で立ち上げたグループにて365日毎日更新中。

https://www.facebook.com/toppinfarm/

最後までお読みくださりありがとうございました!

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