2017.05.10
作業場の裏話
by星野 純子
福岡県の星野純子です。
前回ご紹介した、新作業場の建設の裏話をご紹介します。
元々ハウスが建っていた場所に新しい作業場を建設するべく、昨年夏から自分達で解体片付けしていきました。
日々の野菜の管理や出荷作業をしながらで、時間はいくらあっても足らず。農業をしに来たはずのスタッフは、それでも文句一つ言うことなく黙々と 一緒に頑張ってくれました。
近所の人も心配して見に来たり見物人多数。
私も夫も、やってもやっても終わらぬ片付けと暑さでぐったりの毎日。
何度も心が折れそうに。
それでも、大変なのは自分達だけじゃない。大工さん達も暑いなか毎日通ってくれている。スタッフの為、農園や次世代の為。気持ちを強く持ち続けました。
そして片付けが終わり平地にすると、そこからはあっという間。?
ところで作業場が出来る前はどこで作業していたかというと、この建設地の前に立つ小さなプレハブでしておりました。パートさん達ギュウギュウ!
作業場建設が始まると、今度はこのプレハブに着手。ボロボロになった畳をはぐり、掃除の開始です!
ここを休憩室に変身させるべく!農作業をスタッフに任せて裏方作業。
私がせっせと掃除して、夫が設計改装。
お金をかけずにリフォーム!
普段スタッフから社長社長と呼ばれている夫ですが、世界一よく働く世界一何でもする社長かも。
そして!なんということでしょう!生まれ変わりました!
半分土足、半分靴脱いで上がる休憩室。
みんなの農業知識がさらに広がるように農業雑誌を購読開始。?
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1日仕事が終えた正社員スタッフはここで“作業日誌”の記入時間。
「最低1行は書いてね」と言ったのとは裏腹に、半年経った今でもびっしり。
野菜のこと、作業工程のこと、天気や生長に悩んだり。新しい発見があったり。自然、野菜、農業が本当に好きなのだな~と思います。
農家に嫁いで仕事をする中で、昔ながらの農家の良さを残しつつ、もっと効率上がるよう環境整えたい、気持ちよく作業出来るようにしたい、ずっとそう思っていました。
そして従業員を雇うようになり、私はもちろん野菜や自然、農業が好きな皆が、気持ちよく過ごして欲しいと思うように。スタッフの要望も入れて小さな事から改善していきました。
今までもこれからもずっとその想いで福利厚生を継続中。農園はまだまだ変わります!