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2016.10.13

農業女子 presents 私のイチオシ農業男子!第18回

by農業女子プロジェクト事務局

今回のイチオシ農業男子は、新潟県新潟市の(株)曽我農園 曽我千秋さんからご紹介いただきます!!!

それでは曽我さん、どうぞよろしくお願いします。

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イチオシ男子は夫の曽我新一を紹介します!!

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トマト農家の3代目として就農し今年で10年になります。就農当時「フリョウノウミン」というブログでアクセス数をかせぎ、それがきっかけで出版社から声を掛けていただき2008年に「がちんこ農業生活」を出版しました。当時マスコミの仕事をしていた私は、その本の内容とトマトの美味しさに感動し、農園へ取材に行ったことがきっかけで2009年に結婚をしました。

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夫は東京農業大学を卒業後、アメリカへ農業研修生として1年過ごした後、JICA青年海外協力隊へ参加。コートジボワールとセネガルに3年間、農業技術指導員として赴任しました。コートジボワールでは赴任中に内戦が起き、銃撃戦が起こる中軟禁状態となりフランス軍に助けられた経験も。また、セネガルでは識字教育や女性の生活改善プロジェクトに取り組み、村の女性たちとウシの糞や藁、土などを使ってかまど作りを行い、家事がしやすい環境改善を行いました。任期終了後はフランスへ渡り、オリーブやヤギを飼育する農家へ住み込みで働き、トータルで4年間海外生活を送りました。これまで、人がなかなかしないような貴重な経験をしてきたことで、とても肝が据わった人だなぁと思い、私は夫と共に農業をする決意をしました。

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その後、新潟日報で「ファーマーズハイ!」というコラムを5年間にわたり130回連載し、2冊目となる本「ファーマーズハイ!」も出版しています。

現在は農園を法人化し、株式会社曽我農園の代表取締役として5期目を迎えました。トマトの生産から販売、そして自ら農園のパッケージデザインや執筆、講演など、多忙な日々を送る夫をこれからも側で支えていきたいと思っています。

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[夫、新一さんから妻へのメッセージ??]

お互いになかなか休めないので旅行にもいけませんが、今のうちにしっかり働いて、仕事を社員に任せられるようになったらいっぱい海外旅行にいきましょう。英語、勉強しといてね。

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千秋さんが新一さんと出会い、その生き方に共感し、二人で農業を始めることを決意した経緯がじ~んわり伝わってくる、なんともいい話ですね。

文中に出てくる「ファーマーズハイ!」(2014年10月)で新一さんは、「曽我農園代表兼生産者。農業をはじめて8年目でこの本の著者。トマトが食べられないのにトマト専門の生産者。仕事の割にインドア派」と紹介されています。新一さんに興味のある方、続きは、是非本を手にとってみてくださ~い!!ウイットとユーモアあふれる内容に笑いのツボを刺激され、思わず抱腹絶倒してしまいました(ちょっとだけシニアな事務局員)。

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