農業女子PJ SDGsへの
取り組み

MENU

2017.03.16

農業女子presents私のイチオシ農業男子!第28回

by農業女子プロジェクト事務局

『農業女子presents 私のイチオシ農業男子!』(第28回)

28回目のイチオシ農業男子!は 千葉県の實川真由美さんからです。

實川夫妻はとっても仲良し夫婦で、先週開催された農業女子PJアワード&アフターパーティーにもご一緒に出席されていました。

それでは真由美さん、どうぞよろしくお願いします!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

千葉県横芝光町の株式会社アグリスリー、實川真由美です。今日はイチオシ農業男子として、私の夫を紹介します。

○實川 勝之(じつかわ かつゆき) 就農歴15年、元パティシエ

夫は代々続く農家の生まれでしたが、三人男兄弟の二男ということと小さい頃から料理が好きで自分で何かを創り出すことが好きだったことから、パティシエの道を選び、農家を継ぐ気はありませんでした。

ところがある日、お義父さんの農作業中の怪我で農業経営の継続がピンチになり、急きょ実家の農業を手伝ったことがきっかけで就農することになりました。

就農後、夫は今までの水稲と露地野菜を中心とした市場流通メインの農業経営から、直接販売を見据えた農業経営を!ということで、横芝光町で誰も作っていない梨の栽培を始めました。

果樹は植えてすぐに収穫は出来ません。初めて梨の実が収穫出来たのは5年後でした。

初収穫までの5年間、梨作りの管理作業は当然必要です。その間の夫の管理は丁寧そのものでした。これは夫の性格でもありますが、パティシエ時代のモノ作りに対する考え方が活きています。梨園でありながらケーキ屋さんのショーケースの様な梨園で、自然なものでありながら工業製品のように梨の木たちが整然と並び、まさにパティシエが創った梨園だと感じています。縦、横、斜め、どのアングルから見ても梨の木が綺麗に同じように整えられています。夫曰く、日本で一番綺麗な梨園です(笑)

%e5%af%a6%e5%b7%9d%e2%91%a0

%e5%af%a6%e5%b7%9d%e2%91%a2

2011年の法人化をきっかけに、経営継承をして経営者となりました。常に私たち社員のことを考え、女性も働きやすい環境にしてくれています。(整理整頓、綺麗な職場は当り前、ここにも元パティシエとしての清潔感が溢れています!)

夫は、個人の強みを発掘するのも得意で、個性的なスタッフが続々と集まってくるアグリスリーで社員一人一人が輝く場を提供してくれています。

社内で“農業女子プロジェクト”を立ち上げたり、新規事業として加工やカフェを開設したりしたことも、社員の個性が最大限活かせるとの想いからです。

町の農業委員として活動する他、商工会にも加入し異業種との交流を持ち、いつも自分の考え・想いを持ち、何年経ってもブレがない!ところを私は尊敬しています。

%e5%af%a6%e5%b7%9d%e2%91%a3

農業女子PJのことも応援してくれていて、いつも私の後押しをしてくれます。

家を空けることが多い夫ですが、時間のある時は必ず家族サービスしてくれます。私が忙しい時は夕飯も作ってくれます?ホワイトデーも忘れないよ?

これからも夫婦で力を合わせて、アグリスリーの社員と共にチーム力をパワーアップさせ、日々新しいことに目を向け、チャレンジしていきたいです。

私たちらしく農業を楽しくやり、同時に魅力発信をしていきたいです。

★勝之さんから一言メッセージ★

妻が農業女子PJに参加してから変わってきていることがある。

それは、今まで何気なく行っていた作業、作付け品種、商品デザイン、食べてきたものなど全てに“農業女子”としての視点やビジネス感覚をもって捉えるようになってきたことです。

この変化は、社内の意識改革にもつながり経営発展に大きく貢献してくれました!

そして何より、社内で女子が活躍する場が増えたことにより活気に溢れた職場にもなりました。

このような取り組みを推進していただいた事務局、関係者の皆様に感謝するとともに今後も農業女子が益々活躍出来るよう、社内でも家庭でも全力で応援していきたいと思います。

%e5%af%a6%e5%b7%9d%e2%91%a4

<農園HP>

株式会社アグリスリー http://agrithree.com

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

實川さん、どうもありがとうございました!

夫の勝之さんは農業女子PJにも大変理解があって協力的 (*^▽^*) 後継者でありながらも、パティシエというキャリアを活かしたセンスや発想に加え、旺盛なバイタリティで若々しく、素晴らしい農業経営をされていますね。

さらに活動の場を拡げ、これからの農業界や農業女子PJを一層盛り上げていただきたいと思っています。

関連する記事

最新の記事

おすすめ記事RECOMMEND

アーカイブARCHIVE