2017.01.19
農業女子 presents 私のイチオシ農業男子!第24回
by農業女子プロジェクト事務局
【農業女子 presents 私のイチオシ農業男子!第24回】
本日の「私のイチオシ農業男子!」は、長野県の松崎陽子さんからの投稿です。
松崎さんは、ご夫婦で関東から佐久市へIターンで移住し、新規就農をされました。
今回は、夫の祐司さんをご紹介いただきます。 それでは陽子さん、よろしくお願い致します!
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こんにちは。
長野県佐久市の標高900mの山間地で、完全無農薬無化学肥料栽培で野菜を生産している「farmはれのひ 松崎自然農園」の松崎陽子です。
「イチオシ農業男子!」ということで、今日は私の夫の松崎祐司を紹介させていただきます。
私達夫婦は、Iターンで佐久市にやってきた移住者です。
夫は横浜市の写真屋で働いていましたが、農家になりたい!ということで、2人で移住先をさがしました。
あちこち探して、佐久の風土や豊かな自然環境に惹かれ、この地に移住することを決めました。
2年間農家さんのもとで修行をし、独立を機に結婚。
私も農業の世界に踏み込んだわけです。
さて、夫の特徴を簡単に説明すると
- 趣味 写真 読書 映画観賞
- 好きな食べ物 ?蕎麦と甲殻類のアレルギーがあり、それ以外は基本なんでも
- 好きなもの 生物全般 植物全般 昆虫 古生物 考古学 民俗学 天文学 刀剣 などなど
- その他 物知りだが忘れ物が多い 曲がった事が嫌い 3人兄弟の末っ子
といった感じで一見風貌共々農業からかけ離れているようですが、自然や生物好きな両親のもとに生まれ、学生時代に祖父の農業を手伝っていたこともあり、一生ものの仕事をするなら研究者か農業をしたいという思いがだいぶ前からあったようです。
諸事情により研究者の道はついえ、少しずつ農業の道に天秤が傾いたようです。
食べ物はもともと好き嫌いが激しかったそうですが、蕎麦や甲殻類のアレルギーが出たことがきっかけになり、食べたくても食べられないものがあるんだから、食べられるのに食べないのは勿体ないと、逆に食への好奇心が強くなったそう。
そんな夫から一言「苦労をかけることが多いけど、これからもよろしくお願いします」
farmはれのひではレタス、ズッキーニなどの大規模栽培と、レストラン出荷や個人宅配のための少量多品目栽培の二本立てで野菜を栽培しているのですが、少量多品目の方でどんな野菜を栽培するかについては、毎年冬の間にあれこれ調べたり、先輩農家さんに話を伺って選んでいます。
夫同様、私自身も食べることが大好きで好奇心も強いので、食べてみたい!もしくは、これ美味しかった!といった、食への好奇心を刺激されるものを選ぶことが多いです。
また、より栄養価の高い品種や色がきれいな品種、こんなの育ててほしい、というお客様からのリクエストにもお応えしますし、自家採種のものや伝統野菜なども育てています。
そんなこんなで、普段あまりスーパーなどで見かけないお野菜も宅配ボックスには織り交ぜています。
農園名は、日常がちょっとしたハレの日になりますよう、普段の食卓が明るく楽しいものになりますようという思いを込めて2人で決めました。
完全無農薬、無化学肥料栽培でお野菜を育てていますが、基本的には美味しい野菜が食べたい、そして、美味しい野菜を食べて喜んでもらいたいという思いが一番強くあります。
冬は気温がマイナス13度以下になるので、野菜の宅配は基本的には5月中旬から、1月頃まで。今年は少しでも長くお野菜がほしいとのご要望に応えるべく、ハウスも増設しました。
この時期の宅配ボックスのご注文は状況によりますので都度お問い合わせください。
ファームはれのひHP https://www.farm-harenohi.net/
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松崎さんありがとうございました!
事務局も一度、松崎さんご夫婦圃場にお伺いさせていただきましたが、浅間山を望むとってもすてきな畑でした。
祐司さんともお話させていただきましたが、研究者肌な感じで、熱っぽく沢山お野菜へのこだわりをお話しいただきました!
これからもお二人でこだわりの美味しい野菜を作りつづけてくださいね!
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