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2017.05.25

『農業女子presents私のイチオシ農業男子!』(第31回)

by農業女子プロジェクト事務局

『農業女子presents私のイチオシ農業男子!』(第31回)
今回の私のイチオシ農業男子は群馬県の根岸聡美さんからです。
それでは根岸さん、どうぞよろしくお願いします
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こんにちは!群馬県邑楽(おうら)郡板倉町の根岸聡美です。...
板倉町は、県の東端「鶴舞う形」(※ )のくちばし部分にあたります。近頃テレビなどでも取り上げていただくようになった、日本で唯一の「歩いて回れる3県境」(群馬県、栃木県、埼玉県)があるところです。
※群馬県の形が鶴が舞う姿に似ていることから、「上毛かるた」(群馬県の子供に群馬の名物、歴史などを教えるために1947年に作られたかるた)の「つ」の札で「鶴舞う形の群馬県」と読まれています。

そんな板倉町ではハウスキュウリの栽培が盛んなのですが、私たちミネラルファーム尚香園(しょうこうえん)ではキュウリ栽培は行わず、露地野菜と米、施設でのハーブ苗生産を私たち夫婦と義父母の4人で行っています。
今回私が紹介するイチオシ農業男子は、共に就農10年を迎えた夫、根岸弘和です。同じ大学の同じ研究室で出会った同級生です。やさしさの塊のような人で、家事・育児にもとても協力的な良きパートナーです!今年はちょうど就農10年の節目ということもあり、いくつか質問をしてみたいと思います。

Q1 農業を始めて10年経ちました!率直な感想は?
A もっと質の良い作物の栽培ができるようになりたい!10年といえど、作物ごとにまだ10回しか作れていないということ。さらに、自分で計画を立てて作るようになってからはまだまだ5年ほど。修行が足りないと感じている。

Q2 辛かったこと、楽しかったことは?
A 辛いことは天候に左右されて栽培計画通りに育てられなかったこと。楽しい、嬉しいことは、自分の育てた野菜や米で子どもたちが元気に育ってくれていること。

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Q3 農家の長男として生まれたわけですが、小さいころから農業をやっていこうと思っていた?
A 小さいころは「家」は守ってゆかねばとは感じていた。祖父母からの刷り込みもあったと思うけど(笑)
「農業」をやっていかなくてはと思い始めたのは中学生の頃。なので、自然と祖父、父も通った農業高校へ進学。ちなみに、子どもの頃の夢は考古学者になること。

Q4 昨年は県のエコファーマー認定や、直売所では優良販売生産者の表彰を受けるなど、努力を評価していただける機会が多かったですが、今後チャレンジしたいことは何かありますか?
A 地域の子どもたちにもっと地元の野菜や米などの魅力を伝え、地域を好きになってもらいたいので、引き続き小学校への地域食材提供を積極的に行っていきたい。また、グリーンツーリズムなどを通して、他地域の方にもこの地域を知ってもらい、町・地域を盛り上げていきたい。

Q5 私への要望は?
A これからも「消費者や母親としての目線」での意見をきかせてください!

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聡美さん、弘和さん、どうもありがとうございました。
おふたりが歩まれた10年がぎゅっと濃縮されたインタビューでした!おふたりの作物で育った元気なお子様たちとともに、益々地域を盛り上げてくださいね♪

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