農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.08.03

ひろがれ!農業女子の輪 第11回 とちぎ農業女子PJ

by農業女子プロジェクト事務局

はじめまして。

栃木県南部に位置する栃木市の、約60軒のぶどう園が軒を連ねる大平ぶどう団地で、元気にぶどうの生産・直売をしている「小林一夫ぶどう園」の三代目、小林美香と申します。

私の住む栃木県で、前向きに農業に取り組む農業女子の集まり「とちぎ農業女子PJ」が誕生してから、今年で4年目を迎えました。

設立の目的は以下の2つです。

1.県内の女性農業者でネットワークを形成し、共通の目的・課題の解決をすることで個々の経営発展を目指すこと

2.女性農業者が生き生きと活動する姿を発信することで、将来農業をやってみたいと思うような担い手を確保すること

現在、総勢約60名が各プロジェクトに参加し主体的に活動しており、今年度は以下の5つのプロジェクトチームに分かれてみんなでアイデアを出し合い、日々お互いを高め合っています。

1.「マルシェ&カフェプロジェクト」

県内のイベントにマルシェを出店

2.「農業イメージアッププロジェクト」

女子目線の農作業着の開発や、米袋で作るエコバックの試作、SNSでの情報発信

3.「食育・農業体験プロジェクト」

各メンバーの農場見学や農業体験に参加し、イベントを企画

4.「開発プロジェクト」

農業女子ブランドをパッケージしたブランドギフトの作成を企画

5.「情報発信&ネクストファーマープロジェクト」

とちぎ農業女子PJ情報誌『びぃなすたより』発行

 

今回は、その中の1つ「食育・農業体験プロジェクト」の活動の一部をご紹介します。

7月8日に「葡萄畑でヨガ×デザートピクニック×袋かけ体験ツアー」を開催しました。

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テーマは、「非日常の時間」

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当日は、午前中ぶどう園にて農業女子たちでマルシェを開催。

採れたて新鮮な野菜や、おいしい加工品達は女性ならではのディスプレイも含め大好評でした。

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ツアーは午後からスタート。

鈴なりのぶどうの下にヨガマットを敷き、着座のポーズを中心に軽く30分。

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その後、各自ぶどうの房に、袋をかける「袋かけ体験」

小さなお子様や消費者の方に、ぶどう農家の仕事を少し体験してもらいました。

体を動かした後は、ぶどうを使った色とりどりのデザートたちが、お洒落にレイアウトされた空間へ移動。

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ぶどう棚からは天蓋カーテンが下がり、アンティークのインテリアにガラスの食器。

素敵な演出に、沢山の参加者が写真を撮っていました。

今回、ぶどう畑でのツアーを一緒に企画運営していただくにあたり、数多くの方にご協力をいただきました。

農業と食、地域資源を結ぶ総合プロディーサー「株式会社ファーマーズフォレスト」で着地型旅行・ツーリズム事業部門を担当する「えにしトラベル」さん。

そして、ヨガの提案と、リッチなデザートを製作・演出してくれた、栃木県鹿沼市で大変評判の高いフレンチレストランのシェフ上村さん。

他にも、ヨガのインストラクターの先生や、プロのカメラマンに写真撮影の協力をいただきました。

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初の試みでしたが、参加した農業女子をはじめ、沢山の方が葡萄畑で非日常の時間を楽しんでいかれ、とても充実した1日を過ごすことができました。

今後は、ワイン用に仕込むぶどうの収穫体験のツアーと、出来上がったワインをお土産に付けるツアーを企画予定です。

今回の経験で、私は沢山のことを学びました。

畑は演出次第で非日常の素敵な空間になるということ。

自分一人では限界がある、ということ。

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自分ひとりで考えていたアイデアも、農業女子をはじめとした仲間と一緒に作り上げることで、もっと良いものができあがるということを改めて感じました。

日頃からやりたいと思っていることや、女性目線での仕事から生まれたアイデア、自然の中で培った知恵等が、様々なプロの方たちとのコラボレーションで新たな可能性につながっていく。

「とちぎ農業女子PJ」では、様々な経験を通じて、各プロジェクトが成長中です。

今後の活動もぜひ、ご注目ください。

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小林さん、どうもありがとうございました。

とっても素敵なイベントですね!皆さんの力が集結し、畑がこんなラグジュアリーでリラックスできる場所になることに驚きました!これから企画されるツアーにも期待しています♪

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