農業女子PJ SDGsへの
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2020.02.21

GAP視察研修バスツアーを行いました

by長沼 由紀

やまがた農業女子ネットワークでは、1/14にGAP視察研修バスツアーを開催しました。バスは、新庄を出発し県を縦断する形で、皆さんの送迎をしていただき、往復で約360キロのバスツアーで福島まで足をのばして参りました。

GAP取得を希望している人もそうでない人も、農業界をリードしているトップランナーの実際の現場を視察させていただくということで、南陽市の農業生産法人㈱黒澤ファームの黒澤信彦様と農業女子PJでも大活躍されている福島の(有)まるせい果樹園の佐藤ゆきえ様にGAPの取り組みなどについて講師を依頼しました。

南陽市の㈱黒澤ファーム様は、ASIAGAPの精米部門での国内初の認証農場です。

最初に施設の見学をさせて頂き、それからご講演をいただきました。

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黒澤社長からは、GAPとは・・から始まり、GAPに取り組むことになったきっかけや食品安全や農作業での安全など、社員さんに対してもどのような取り組みを会社全体でしているかという具体的なお話をしていただきました。危機管理ってそんなところまで考えることなのかなと 自分の畑に戻っても改善しなきゃならない気づきがたくさんありました。

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そしてお昼はバスは米沢に向かい、米粉カフェをされているKOMFORTAさんへ。本当は定休日だったのですが、私たちの為に貸切でお店を開いていただき、ボリュームたっぷりの美味しいランチをごちそうになりました。米粉といっても品種や作り方によってもちもちした食感だったり、しっとりした感じだったり、男性の方も多くご参加いただいていたのですが、皆さんとても喜んでくださっていました。

さて、東北中央自動車道をとおって次は福島の佐藤ゆきえさんの(有)まるせい果樹園へ

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果物のシーズン中は、まるせい果樹園さんの直営カフェ森のガーデンが大人気なのですが、残念ながらシーズンオフと言うことで、今回は ゆきえさんの講演のみ。

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いやぁ、盛りだくさんのご講演。みんな食い入るようにゆきえさんの話に夢中です。「経営者として従業員のために食品安全など何から何まで無駄のないまるせいさんの社員になって1から教育しなおしてもらいたい。」本当にそう思いました。

震災を乗り越えてこられたご苦労は本当に言葉では言い尽くせないくらいのご苦労があったと思いますが、こんなにすばらしいチームワークのとれた会社は、大変な事を乗り越えてこられたからこその団結力なんだろうなと思いました。

何よりも従業員の為、どうしたらもっと働きやすい環境になるかを第一に社員さんの仕事への意気込みをあげるため、「責任者やサブリーダーの配置」「これが出来たらまた更に上の項目へ」…昇給レースのようなこの仕組みに本当に驚きました。

また、社員教育の為に2haの畑を練習用、勉強の為に準備されていることには敬服しました。

「やっぱり売り先がちゃんと整っていて、品質は下げられない状況の中、失敗は許されないけど、社員からは仕事を覚えてもらって育ってもらわなければならない。」「大事な事こそ覚えてもらわなければならないのに、失敗が怖くて教育できないのでは、、、」「果樹は1年1作、この時期はもう戻らないとなるとなかなか人育ても難しいのに、、」等々、本当に勉強になりました。

黒澤さんもゆきえさんにも、参加した皆さんからも次々と質問が出て、「企業秘密なんだけど・・・」といった内容まで本当に何もかも包み隠さず教えていただき本当に本当にありがとうございました。

この視察研修に日本政策金融公庫さんにも同行して頂き、ご挨拶と合わせて、公庫さんからの金融機関の審査のポイントや資金繰り計画の作成についてもご講演頂きました。よりデータ化のお話で、"自分を知る"、"会社を知る"という観点で「あぁやってみよう」という意気込みがアップしたのではないかなと思いました。

【参加された方より】

・日頃の自農園の管理や安全対策等、普段おおまかにしていることが多く、きちんと管理していく意味、重要性を認識しました。

・GAP認証については知っていたがこれが自分の生業にどのように活かせるのかわからなかったが今回参加して問題を解決する一つの糸口として120項目をベースに農場の環境を整えていけるようスタッフと早速共有された方もいらっしゃいました。

・今までGAPについて何度か研修を受けてきたが自分の中で消化できないでいたけれどお二人の講義でとてもわかりやすく楽しく学ぶことが出来た。

・「農産物は人の口にはいるもの」という黒澤さんの言葉が当たり前のことだけど心に刺さり農業に携わる為の原点でありそれを頭に入れて農業をすることによりおのずとGAPに繋がるのだと思った。

・お二人とも経営者としての姿勢がとても尊敬出来損得勘定だけで動かず、会社、社員、環境等、広い視野をもって行動しその一部としてのGAP取得であると理解したなど感想の声を頂きました。認証を受ける受けないにかかわらず、皆さん何かしら自分の農園に持ち帰り、参考になること実践できること何よりもお二人からパワーを頂き、自分の農園でも頑張らなければというやるきスイッチを押していただいたのではないでしょうか?

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帰りは、道の駅米沢で休憩をいれて早朝から盛りだくさんの視察研修バスツアーになりました。

報告が遅くなりましたが、やまがた農業女子ねっとわーく(あぐっと)は経営力アップの為、来年度も様々な勉強会などを計画し会としても 個人個人もレベルアップしていきたいと思います。

やまがた農業女子ネットワーク 長沼由紀

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