農業女子PJ SDGsへの
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2017.05.30

地方版 農業女子プロジェクト!? 「熊本県合志市 × (株)ヰセキ九州」

by農業女子プロジェクト事務局

お久しぶりです。

佐藤正康@元農業女子PJ事務局(現地方参事官(熊本県担当))です。

農業女子PJがスタートして3年半。「農業女子」という言葉もだいぶ定着してきました。今回は「地方版 農業女子プロジェクト!?」の取組を紹介します。?

5月26日(金)、熊本県合志市(こうしし)と合志市担い手育成総合支援協議会は、(株)ヰセキ九州の協力を得て、女性向け農業機械の取り扱い方(安全講習)の研修会(自称「合志市版農業女子プロジェクト」)を開催しました。

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合志市では、女性農業者の主体的な経営参画と、参加者の交流促進を目的に、平成24年度から若手女性農業者を対象にした勉強会開催。これまで、税理士による講義、六次産業化などの座学、県内外の農家での視察などを実施し、今回が9回目。受講者は開催の都度募集し、当日の参加は9名。

参加者は、農作業で良く使われる「刈払機」「トラクター」「管理機」について研修しました。

はじめに、機械の正しい使い方の講義(安全講習)を受けた後、2班に分かれて、ほ場において実践体験(実習)。初めてトラクターに乗車した参加者からは「安全策もとられていて、楽しかった。」との声が。

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研修に参加した肉用牛経営の坂口さんは、「だいぶ前のことですが、近隣の市町村で、奥さんの目の前で旦那さんが機械に腕を挟まれ、両腕を失ったという事故があった。機械の止め方が判らなくて・・・と悔やむ奥さんの言葉が頭から離れなくて、今回、事務局に企画を提案しました。」とのこと。?

市の大久保さん(合志市農政課)は、「市内には野菜、果樹、畜産など多様な農業が展開されていますが、中にはJA組合員になっていない方も。地域の農業女子が、この研修を通して交流を深め、正しい知識を得てもっと農業経営で活躍して欲しい。」と今後の抱負を語ってくれました。

?最後に、九州農政局から農業女子プロジェクトの取組(概要)を紹介して、会を閉じました。

(株)ヰセキ九州の格別なお計らいに、心からお礼申し上げます。

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