2019.01.09
【私、農業女子に入りました。第63回】
by農業女子プロジェクト事務局
今回は、鹿児島県南さつま市でらっきょうの生産をされている小宮智子(こみや ともこ)さんをご紹介します。
智子さんは、専業農家の夫とご結婚され、その後も看護師を続けられていましたが、農家民泊に興味を持ったことをきっかけに就農されたそうです。現在、生産以外にも観光農園や農家カフェにも挑戦されています。
それでは、小宮さんよろしくお願いします!
☆自己紹介
今から27年前、専業農家2代目の夫と結婚しました。4人の子育てをしながら看護職を続けていましたが、育児休暇中に知った農家民泊に興味を持ち、15年前に看護師を退職し、農業に携わり始めました。
「地域貢献したい、もったいないを形にしたい」という想いから農家民泊を始め、あわせて農業体験、マルシェも行なってきました。
☆小宮357ファームの概要
南さつま市は、薩摩半島の西に位置し、吹上浜には砂丘もあります。小宮357ファームは、砂地を活かした「加世田砂丘らっきょう」の生産を中心にトマトときゅうりの施設栽培をしています。
また、加工品の製造・販売やらっきょう観光農園、農家カフェも手がけています。
小宮357ファームは、農業を通して南さつま市の発展に貢献したいと考えています。
☆自慢の生産物などを教えてください
<生産物>
日本三大砂丘の吹上浜で育つ「加世田砂丘らっきょう」は、ミネラル豊富で真っ白でシャキシャキとした食感が特徴です。ミニトマトの「初恋トマト」は昔ながらのトマトの味がしっかりとしています。
<加工品>
らっきょうやトマトを使ったピクルス、身体に優しい「らっきょうを食べるドレッシング」「らっきょうせんべい」も作っています。
<農家カフェ>
平成28年に、夕日の見える海岸に「Mojo Cafe」を開店しました。自家農園のトマトソースを使ったトマトカレー、スパゲッティ、オムライスを販売しています。食材は、南さつまの食材が中心です。
カフェでは、野菜の食べ方の提案や地元の農家の方の紹介、地域のご案内などもしています。
☆農業女子PJに入ったきっかけを教えてください。
私は、次世代リーダー育成塾の4期生です。育成塾を通じて農業女子PJについて知りました。一年間、勉強する中で、たくさんの仲間と出会い刺激を受け、地域農業の活性化に取り組みたいと考えました。
☆最後に智子さんの農業への思いをお願いします。
女性としての役割を大切にしつつ、農業に従事する場をつくり、農業の重要性や楽しさ、やりがい、様々な可能性を伝え農業女子を増やしたいです。みなさんよろしくお願いいたします。
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小宮智子さん、地域の活性化に向けた熱い思いありがとうございました。長女は農家カフェに従事、また、息子さんも就農予定とのことであり、今後が楽しみですね。
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